南阿佐ヶ谷の家
■ 向き合う2つの顔
独立しつつも互いに向き合う2つの顔をもつ「家」をつくることを意図した。2世帯住宅として複雑になりがちなプランを、シンプルにまとめる手法として「田の字」という形態をとっている。 また、子世帯については吹抜部分をつくることで、建物全体をつながりのある空間とし、一体感を持たせている。
■ 居ながらにして楽しむ
敷地を十分に活用し、室内に居ながらにして四季を通じ、空・緑といった自然を楽しめるような空間配置となっている。
■ シンプリシティ
計画をとおして、構成要素(素材・色)を整理しながら、シンプルであること、素材の質感を大事にすることを心がけた。
新しい住まいの設計 2004年1月号掲載
「ミセス」2006年1月号掲載
ビズ 2004年春号掲載
建築知識2004.05 掲載
竣工 :2003年3月
所在地 :杉並区成田東
構造規模:木造地上2階建て
用途 :2世帯住宅
敷地面積:204.48平方メートル
建築面積:101.30平方メートル
延床面積:170.18平方メートル
施工 :円建設株式会社
設備 :床暖房等