■コンセプト
敷地面積が約25坪・建蔽率50%という厳しい条件の中、床面積を最大限確保しつつ、
変化に富んだデザイン性の高い住宅を目指して設計を行った。
外観はキュービックなBOXを"ズラシ"積上げたような特徴的な形態とした。
BOXを"ズラス"ことで生じる隙間から光・風を室内に変化をつけながら導くことを
意図した。地階は上階からの光が落ちてきて思いのほか明るい空間となった。
建蔽率不算入の北側テラスも北側とは思えないくらい明るいテラスになった。
リビングからテラスまで同じタイル仕上げで統一し、段状の変化のある床面とする
ことで、実際の広さ以上の空間の広がりを感じられる家となった。
竣工:2010年6月
所在地:東京都世田谷区
構造規模:地階RC造 地上2階鉄骨造
用途:戸建住宅
敷地面積:000.00平方メートル
建築面積:42.18平方メートル
延床面積:123.94平方メートル
施工:本間建設株式会社