ストップ・ザ・温暖化 今私たちが考えている事



建築のデザインは、これまで「美しく」かつ「機能的である」という2本の柱が重要であるとされてきました。人の心に響き、空間を彩る美しさを持っており、かつ、人々にとって使いやすい機能性を持つ建築が社会的に求められていたのです。

ただ、近年これに加えて、もう一本重要な柱がこれらに加わることになりました。それは「環境に配慮する」という事です。

建築を建てることは、少なからず環境に負荷をかけるものですが、デザインの仕方や工夫で、その負荷は最小限に抑えることができるはすです。また、建物のメンテナンスに要するエネルギーを抑える事も設計の工夫により可能になります。

このように、これからは3本の柱を合わせ持った建築こそが社会に受け入れられ、なおかつ人々の生活の受け皿になってゆくでしょう。


技術絵本Ⅱ「ストップ・ザ・温暖化」~建築設備技術者の挑戦~
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