現在計画中の「市ヶ谷の集合住宅」の模型写真です。
現状地盤が前面道路から5m程度上がっている為、山留工事や地業工事が
重要になります。
高い敷地の特徴を生かす為、大きな屋外階段を設けてエントランスにアクセスする
配置としております。
窓先空地の確保と変形敷地の兼ね合いで、大きなトンネル状ボックスから小さなボックスが貫入しているようなシンプルな形状になりました。
建築計画を縛る各諸条件でもデザイン要素に十分なりえると感じます。(USU)
現在計画中の阿佐ヶ谷プロジェクトは免震装置の付いた三階建ての共同住宅です。従来の水平方向の揺れにのみ対応するものではなく、上下動にも対応した世界初の三次元免震システムで、事業主である(株)構造計画研究所、清水建設(株)、カヤバシステムマシナリー(株)の三社により共同開発されたました。実建物として世界で初めてこの免震装置を適用することになります。
私共はこの建物の意匠設計を担当し、再来年春の竣工を目指して、現在、急ピッチで設計を進めております。
※詳細は(株)構造計画研究所(www.kke.co.jp)をご覧下さい。
※免震装置については9月11日付の日本経済新聞にも掲載されています。
武蔵関でコンクリート打放しの住宅を建設中です。現在、1階の壁と天井部分が立ち上がった状態です。型枠がついているので実際より多少狭く感じますが、ようやく室内の空間が分かるようになりました。(aya)
現在建築中の「西国分寺の家」の定例打合せ風景です。
小規模な住宅では、机・椅子もない現場で 、大工さんや職人さんに直接交渉することも多々あります。
難しい納まりや、細かい直しをお願いするには、気持ち良く工事をしてもらう「話術」も必要です。
「西国分寺の家」の2階では、天井の垂木をいかに美しく見せるかがポイントです。例えば、垂木に対してどのような照明を設ければ良いか? は図面上だけでなく、現場での判断が重要となります。 (kazu)
コンクリートの柱の中には鉄筋があります。上下に伸びる鉄筋を主筋といい、それを横方向に束ねているものをフープ筋(または帯筋)といいます。フープ筋には写真のように一つ一つが独立したタガ型と呼ばれるものと上下に連続したスパイラル型のものがあります。それぞれコスト面と強度面というやや相反するメリットがあるため、必要とされる強度に応じて使い分けられています。
まもなく竣工予定の個人住宅に丸い浴槽を設けました。エプロン(緑色の立ち上がり部分)もそれに合わせて人工大理石で丸くしました。施工的には難しかったようですが、人工大理石を使用したことで、目地なしですっきりと仕上げることができました。衛生的にも良さそうです (kazu)
現在荻窪に計画中の建物が、もうすぐ竣工します。前面のガラスには、間にアルミのハニカムが入っており、太陽の光はもちろんのこと、夜の照明の明かりも反射してキラキラ輝いています。
現在、2.3階の賃貸部分で入居者を募集中ですので、ご興味のある方は下記HPをご参照ください。
株式会社 リネア建築企画 http://www.linea.co.jp
「ENTER」→「FOR RENT」→「OGIKUBO5 PROJECT・荻窪」でお入り下さい。
下馬の家の実施設計終了が近づいて来ました。これまでの設計の確認の為に
インテリア模型を1/30のスケールで作製しました。
ボックス状のキッチン・上部にはり出したロフト・奥行きを感じさせる階段など
ディテールまで表現できていて、分かりやすい模型だと思います。
これまでに作製してきた模型は1/100・1/50・1/30と縮尺が異なり、表現している内容もそれぞれ違いがありますが、どれも設計作業の中で重要なポイントだと思います。
現在設計中の、自由が丘の家、玉川田園調布の家は、単純な立体を奥に向かって連ねた構成を意識しています。
前者の、自由が丘の家では、片流れの勾配屋根が奥に向かって左右に連なり、シャープなエッジを利かせた立体イメージとしています。
後者の、玉川田園調布の家では、直方体のマッスが奥に向かって連なり、マッス相互のズレが全体に躍動感を与えています。
(ara)
「何ですかこの鉄筋は?」
役所の中間検査を受けた際に、役所の構造検査の方からの第一声は想像通りでした。
通常コンクリートはアルカリ性で、中の鉄筋は錆びないのですが、コンクリートが中性化すると鉄筋が錆びてトラブルを発生させます。この現場では、建築主の意向からエポキシ樹脂塗装鉄筋(中性化しても錆びない鉄筋)を使用しています。鉄筋の切断面も同じ塗装でタッチアップします。また鉄筋相互を固定する結束線もステンレス製のものを使用しています。
錆がないので現場もきれいですね。 (kazu)