現在、代々木のピーエスミュージアムで、「杉浦英一の世界」というタイトルで、展覧会を開催させていただいております。
本日(7月10日、火)に「生成の建築と室内気候」というテーマで、レクチャーパーティを開催する予定です。
これまでに設計した建築、現在進行中のプロジェクトなどを中心にご紹介をしたいと考えています。
お時間が許しましたら、お誘い合わせの上、是非ご参加いただければと思います。場所は7月3日にアップしたブログ記事をご参照下さい。
日時;7月10日(火)18:00〜20:00
レクチャー:18:00〜 パーティ;19:00〜
場所:ピーエスミュージアム
渋谷区富ヶ谷1-1-1
03−3485−3092
最寄り駅:小田急線代々木八幡駅
東京メトロ代々木公園駅
皆さんも御存じかと思いますが、直島に地中美術館というものがあります。
そこにジェームズ・タレルの「Open Sky」という天井の一部を正方形に切り抜いたような部屋の作品があるのですが(正確に言うと、その空間での出来事が作品)、日中の美術館が開いている時間に見ると、当然、正方形に切り取られた明るい空が見える訳です。それをぼーっと「あー、曇って上層と下層では流れ方がちがうんだなぁ」とか呑気に眺めているのも一興ですが、是非皆さんに体験して頂きたいのが、地中美術館の「Open Sky」ナイトプログラムです(要予約)。誰もいない照明の落ちた地中美術館に潜入できるだけでも密かに興奮を覚えますが、この作品の本当の意味(表現?)は夕方から夜に掛けて見られる自然現象との.....。詳しくは秘密です。ただ、90分間(確か90分間)も空を眺めているだけでも、普段感じられない何かを感じる事ができるかもしれません。
美しい夏の瀬戸内海と合わせて夏休みに訪れてみてはいかがでしょうか。その際は、ベネッセハウスの本館もしくは新館に宿泊される事をお勧めします。真夜中の監視員のいないベネッセハウスミュージアムを巡る事ができるのです。写真撮り放題です。
ブルース・ナウマン 「100生きて死ね」も照明の落ちた空間で作品のネオンの光だけで鑑賞すると、更に感慨深いものを感じられると思います。(tany)
皆様
この度、輻射式の冷暖房機器メーカーである(株)ピーエスのショールームを利用させ
ていただき、私の作品の展示会を開催する運びとなりました。よろしければ、ご覧頂
き、ご感想など頂ければ幸いです。
記
会期;2007年7月6日(金)~12日(木)8:00~17:00
ただし、8日(日)は休館
場所;ピーエスミュージアム
渋谷区富ヶ谷1-1-1
電話:3485-3092
レクチャーパーティ:7月10日(火)18:00~20:00
お申し込み、問い合わせは
ps-nonaka@psk.co.jp
または03-3485-8887(野中氏)まで
※杉浦は7月7日(土)9:30~17:00と7月10日(火)17:00~に会場にいる予定です。
現在建築中の「西国分寺の家」の定例打合せ風景です。
小規模な住宅では、机・椅子もない現場で 、大工さんや職人さんに直接交渉することも多々あります。
難しい納まりや、細かい直しをお願いするには、気持ち良く工事をしてもらう「話術」も必要です。
「西国分寺の家」の2階では、天井の垂木をいかに美しく見せるかがポイントです。例えば、垂木に対してどのような照明を設ければ良いか? は図面上だけでなく、現場での判断が重要となります。 (kazu)
山王の家の模型と現場写真です。
模型の様にこの敷地は道路より高くなっております。鉄筋コンクリート造の地下部分の上に木造部2階が建ちます。
まず地下部分をつくるため、山留をして、ほぼ敷地全体を掘削します。写真は地下の床スラブの配筋が出来たところです。
現在1階の床と立ち上り壁の配筋が終了し、このあとコンクリートを打設します。
この上に木造の部分が建ちます。
敷地の条件が厳しい場合が多い都市部の住宅では、敷地の可能性を十分引き出すことを考えて設計しております。(shu)
昨日展覧会のオープニングがあり、多くの方にご列席いただきました。
4人による展示で、私はこれまで手がけた作品の写真を1作品1カットという形式で展示を行いました。
多くの顔を持つ建築作品を、あえて1カットで表現するというのは、その作品のエッセンスが何か?という事を突き詰めて考える作業に他なりません。案外、これが基本設計を行っていたときの当初の発想であったりするわけです。(sugi)
JIA中央地域会のメンバーで、「中央区をたべる」と題した街歩きマップを作成しました。
写真のマップに旗が立ってますが、それに対応するコメントシートがマップの周囲に並んでいます。
展覧会は6月22日までです。よろしければどうぞご覧ください。
現在、JIA日本建築家協会の建築家展が開催されています。
中央区の建築家4人(大内達史、石川雅英、長谷川順持、杉浦英一)による展覧会で、各自の作品のほかに、「中央区をたべる」と題して、中央地域会メンバーが作成した、中央区マップが展示されています。
6月18日18時よりオープニングがあります。
ご都合よろしければ、ごらんいただき、ご批評などいただければ幸いです。
場所は、JIA会館、外苑前から徒歩10分です。
コンクリートの柱の中には鉄筋があります。上下に伸びる鉄筋を主筋といい、それを横方向に束ねているものをフープ筋(または帯筋)といいます。フープ筋には写真のように一つ一つが独立したタガ型と呼ばれるものと上下に連続したスパイラル型のものがあります。それぞれコスト面と強度面というやや相反するメリットがあるため、必要とされる強度に応じて使い分けられています。