本年度のグッドデザインエキスポは8月26日から28日まで東京ビックサイトで開催されます。
上記のチケットをクリックしていただくと、入場料が半額になる割引券が表示されます。プリントするか、携帯端末等の画面を当日会場で提示いただくと、1000円の入場料が500円になります。
「知粋館」も出品していますので、是非ご覧ください。
昨年、世田谷区野沢で竣工した住宅の写真ができてきました。3階建ての木造で、1階をやや地中に埋めている関係で、2階のレベルが通常よりも道路に近く感じられます。
東南に顔を向けたプランニングになっています。
玄関上には羽衣ジャスミンを植えたバルコニーを設置しました。
武蔵浦和の家の現場写真です。
杭工事が終わり、基礎の配筋工事を行なっております。
杭は地中に埋まってしまい見えませんが、今回約20メートルの杭を打っております。
鉄骨造二階建ての家ですが場合によって建物高さの何倍もの杭を打ちます。
基礎は建物が出来上がると見えなくなってしまう部分ですが、建物を支える肝心な重要な部分です。
(shu)
榛名山の裾野・伊香保温泉に近い「ハラ ミュージアムアーク」を見てきました
品川の、原美術館の別館で磯崎新氏の設計です。
竣工後20年以上経っていますが、古さや劣化はほとんど感じられず、管理の良さがわかります
緑の芝生にチャコールグレーの外壁はそのコントラストが心地よく、青空や夕景が加わると、さらに印象的な外観になることでしょう。
広大で建築条件がない(自由すぎる)敷地内での設計は、建築条件でがんじがらめの市街地での設計と比較して難しい部分も多いのですが、「どこから眺めてもしっとりとした美しさ」をテーマに設計されたのでは?という印象です。また、内外装とも、使用部材の種類を厳選し、必要なものだけの構成 というストイックなコンセプトも感じられます。
のびやかな外観から、かなり大きな美術館を想像したのですが、内部は比較的コンパクトで正直「あれ?これだけ」という感は否めません。内部においても「建築的な驚き」があれば、より印象的な建物になったように思います (kazu)
三次元免震の知粋館が、新建築8月号(集合住宅特集)に掲載されています。よろしければ是非ご覧ください。
昨年逝去された渡辺明氏設計による「沼津倶楽部」を見る機会があった。
氏の集大成とも言えること建築の基本になっているのは、磚(せん)と版築、それから木である。
磚をこれだけの厚みに焼いた事自体、これから風化してゆく事を前提とした、「エイジングへの決意」とも受け取れる。版築はすでにひび割れて汚れもついているが、施工者の話では、渡辺氏は「こうなるのを待っていた」との事。全体の素材選定の考え方からすれば、一本筋のとおったものを感じる。(sugi)
テーブル状になっている所の天板として磚を使用している。厚みは100ミリくらいあるか。
磚の床
版築の壁
那須の二木倶楽部にも通じているが、このような建築においては他人の追従を許さないところがあると思う。
目白にある吉村順三ギャラリーです。元々の吉村先生の設計事務所で、現在は1階が吉村建築の展示ギャラリー、2階がシェアオフィスとなっています。
現在ギャラリーでは「国際文化会館住宅とアーモスト館」を展示しており、訪問当日は、平尾寛さんや藤井章さんなどがおられ案内をしていただきました。
事務所OBが現在でも運営に関わっておられます。このような事務所になりたいものです。(sugi)
2階の事務所部分で現在はシェアオフィスとして使用されています。かつて学生時代にここでアルバイトをしたのを思い出します。
1階の応接室
吉村先生は、「オーソドックス」である事を追求されて新境地を切り開きました。見た事もないものを作り出す事より、オーソドックスでありながら他人の追従を許さないものを作り出す方が難しい事だとと思います。
さいたま市の別所沼所公園に「ヒアシンスハウス」という名の家が建っています。
24歳の若さで病で亡くなった立原道造氏が構想していたスケッチをもとに
2004年に再現されました。
家といっても5坪ほどの小屋で、ベッドと長テーブル、トイレが附属してあるだけ。
机や寝具脇にある窓が印象的です。
屋根裏部屋を切り取って・・。外を眺めてウトウトしそうな・・。
狭いけど不思議と落ちつく空間です。
写真でみると手のひらにのりそうなかわいさです
内部の様子
窓が印象的でした
スケッチ
立原氏がこのヒアシンスハウスを思い描いていたのは80年ほど前。
数年前の学生コンペなどでは分棟型のプランが流行ってました。
時代をさらに遡れば茶室や、場所を変えればツリーハウスのような
世界中にも魅力的な小さな家や小屋が存在します。
時代や国境をこえて、人には小さな空間を
心地よいと感じる感覚が共通してあるのだと思います。
部屋を広くするだけじゃなく、一室サイレントスペースのような部屋を設けるのも
心落ち着く住まいの提案になるかもしれません。
(Mata)
事務所が入居しているビルで、テレビドラマの撮影がありました。
昼ドラだと言う事です。9月5日からスタートの「毒姫とわたし」というドラマだそうです。中央を歩いている女性は、エキストラの方です。
我が家には庭と呼べないわずかな外部スペースがあり、梅雨明けの頃には毎年草むしりをしないといけません。今年はどこからかやってきたツル性植物がうまい具合に窓を覆って、なにか涼やかな雰囲気にしてくれています。今年はこいつらとの共生を試みます。