50年の歴史を持つソニービルの建て替えに伴い開催された「It's a Sony展」の様子です。
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ソニービルはニューヨークグッゲンハイム美術館を参考に当時世界初である「花びら構造」と呼ばれるシームレスなフロア構成が特徴。設計は、芦原義信氏。
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期間限定で展示されている茶室。掛け軸にプロジェクター投影しています。

その他、地下のドレミ階段や最上階で行われていたサウンドプラネタリウム等も思い出です。

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桜の季節、ソニービルも銀座の街としばらくのお別れですが、解体後は街に対して開かれた「銀座ソニーパーク」が2018年夏にオープン予定です。

(Mata)

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今年の夏休みに瀬戸内国際芸術祭に行きました。残念ながら10月末で終了してしまいましたが、瀬戸内海の7つの島々を会場にアートの祭典が開かれました。
屋内作品の会場のほとんどが島にある廃墟を利用してます。島という立地からも人口の減少、高齢化といった問題は初めて訪れた私にも感じ取れました。今回のアートイベントが住民を元気づけ島の活性化につながる事を目的としているそうで、随所で島民の方と接する機会がありました。作品ももちろんすばらしいものがたくさんありましたが、製作から関わった地元の方やボランティアの方と話をしたり、毎朝持ってくるという地元産の取れたて新鮮野菜を作品近くの休憩所で振舞っていたり、そういった人々との交流が作品をよりすばらしいものにしていると感じました。
いくつか作品をご紹介します。



小豆島の作品で、観光スポットとしても有名な棚田の中に竹で作られたドームです。ドームの高さは15mもあります。夏の暑い日でしたが、高床式になっており下からも風が通り抜けて非常に涼しい空間でした。

男木島の作品で、地元の住民が製作に関わったそうです。各家に眠る思い出の新聞や雑誌、手紙などを持ち寄り丸めた『思い出玉』という作品です。

会期中は訪れた人も製作に参加でき、成長していく作品でした。

女木島です。女木島は鬼が島のモデルになった島です。この島は冬にものすごい強風が吹くらしく、それに備えて住宅の周囲をオオテと呼ばれる高い石垣で囲っています。

空家を利用した作品で、展示スペースと庭にこのオオテをイメージした舞台があります。この作品を手がけた大学生による、作品展示やコンサートなどが催されるそうです。

アートを通してその土地の魅力を発信したり、アートが人々を繋いだり、とても素敵なまちおこしだと思いました。次回は3年後ですが、機会があればぜひ訪れてみてください。(aya)

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那須ハイランドパーク内のレゴ博物館には、大きなレゴ製の街並みがつくられています。
なんとも色鮮やかで楽しい雰囲気なんだろう!!!本来、まちづくりはこんなにも楽しくて創造力豊かなものだったんだな と改めて感じました。そこに暮らす人々の活気や歌声が聴こえてきそうです。
恐らく建築にさほど携わっていない人が造ったにも関わらず、建物ひとつひとつに個性的なデザインが施されていて、恥ずかしながら勉強になりました。・・・(kazu)

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杉浦が代表を勤めている、日本建築家協会中央地域会が主宰するセミナーが、7月18日(金)夕方、開催されます。

当日は、日本橋の扇子の老舗「伊場仙」の吉田社長に、日本橋の街づくりのレクチャーをお願いしています。
また、その後、中央区副区長、吉田不曇氏を交えて、「建築家が街づくりにどうかかわれるか」というテーマでディスカッションを行います。

場所は、会員石川副代表の事務所「アーキテクツオフィス」に併設されたギャラリーで行います。
古い繊維問屋の建物をリノベーションした空間で、街のストックとして、建築を連続的に使い続けるという、きわめて興味深い建築です。
石川さんは椅子のコレクターでもあります。

セミナーに興味のある方は、ご一報ください。詳しい資料お送りします。一般の方の参加も、歓迎いたします。

中央地域会のブログ

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