赤坂でのオフィスビルの現場が終盤に差し掛かっております。
足場解体が始まり、外観が表れてきました。
コンクリート打放の外壁とカーテンウォールが調和した外観が
街の風景に溶け込み始めたように感じます。
対面側に高台の公園(一ツ木公園)からのビューとなります。
前面道路からの見上となります。スパンドレル部のバックボードをセットバックして
納めたことにより、陰影が表れております。
側面側は柱型のコンクリート打放・リブ型枠のテクスチャ感の強いコンクリート打放
・ジョリパット吹付の仕上とし、色の調和を図りました。リブ型枠の竪ラインが荒々しく
力強い印象です。リブ壁の上下間のサッシはスチール製作により、出窓状に持ち出すことで
リブ壁と同面納まりとしております。
西側の外観は避難バルコニー・避難階は軒裏をコンクリート表しとし薄いスラブが
連続する意匠として計画しました。
赤坂通りからの外観について、設計中も施主様と検討を重ねました。屋上の柱型の突出部が
アクセントとなっております。
引き続き竣工まで現場監理を遂行して参ります。
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2021年9月
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