「寄居の家」棟上げの様子をご紹介いたします
正確な刻みが施された、立派な丸太が舞います。感動的な瞬間です
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組み上げる直前の微調整、仕口の面取り
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徐々に建物の形が見えてきました。
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上にも上がらせて頂きました。
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大工さんは軽々と駆け回っていらっしゃいましたが、実際上がると足がすくみます
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差鴨居の上部。車知栓が打ちこまれ、ほぞを引張り、強固な架構が出来ます。
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三方から差鴨居が取り合います。雇いほぞが見えます
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ケヤキの大黒柱の上部
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土台大引の取り合い
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杉丸太の軒桁。端部には他方の軒桁と棟木の欠きこみがみられます
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軒桁のアップ。扇垂木の墨が見られます。扇垂木とは、垂木が平行にならぶ普通の工法ではなく、放射状に垂木を跳ね出す方法です。美しく構造的に有利ですが、放射状の部材が集まる点の加工、部材断面が正方形から菱形に連続的に「転んで」いく垂木の加工など非常に高度な加工技術が必要です
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1/10模型。見学に来られた学生さん達も熱心に見入っています
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sugiura-arch (2016年8月31日 20:52) | コメント(0) | トラックバック(0)

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