「寄居の家」棟上げの様子をご紹介いたします
正確な刻みが施された、立派な丸太が舞います。感動的な瞬間です
組み上げる直前の微調整、仕口の面取り
徐々に建物の形が見えてきました。
上にも上がらせて頂きました。
大工さんは軽々と駆け回っていらっしゃいましたが、実際上がると足がすくみます
差鴨居の上部。車知栓が打ちこまれ、ほぞを引張り、強固な架構が出来ます。
三方から差鴨居が取り合います。雇いほぞが見えます
ケヤキの大黒柱の上部
土台大引の取り合い
杉丸太の軒桁。端部には他方の軒桁と棟木の欠きこみがみられます
軒桁のアップ。扇垂木の墨が見られます。扇垂木とは、垂木が平行にならぶ普通の工法ではなく、放射状に垂木を跳ね出す方法です。美しく構造的に有利ですが、放射状の部材が集まる点の加工、部材断面が正方形から菱形に連続的に「転んで」いく垂木の加工など非常に高度な加工技術が必要です
1/10模型。見学に来られた学生さん達も熱心に見入っています
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