現在進行中の「寄居の家」計画にて、軸組模型を製作致しました。

弊所では、計画初期段階における1/100のスタディ模型や
実施設計段階のより具体的な1/50のもの等、模型をよく作ります。
素材としては加工しやすく素材感のあるダンボール素材の他、
空間の構成や造形そのものにフォーカスするため
あえて色やテクスチャを排除し白いボード材を用います。

本計画では、当初より御施主様所蔵の木材を活かすという
コンセプトがあり、木の構造そのものが主役になるため、
木材を用いた骨組みの模型をつくることになりました


寄モ01.JPG
↑縮尺は1/30と大きく、机にのらないほどなので2ブロックに分かれる様にしました
材料は全体に檜を使用しております
↓躍動感溢れる丸太梁の架構を表現するため曲線部材は一本づつ手作りで削り出しました
寄モ02.jpg
一部、部材接合部に組手を用いました
寄モ03.jpg
相欠きにした五角形断面の部材が交差します
寄モ04.jpg
鉛筆ほどの太さの棒がしっかり噛み合いました
寄モ05.jpg
青空バックに見上げると上棟時のイメージが広がります
寄モ06.jpg
寄モ07.jpg


まもなくの着工予定、引き続き精進して参ります

bob

sugiura-arch (2015年7月 1日 09:35) | コメント(0) | トラックバック(0)

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