昨年末に竣工した浜松の家に訪問する機会があり、暮らしぶりなど色々と確認する事ができました。設計者として考えていた事、期待していた事、予期せぬ事など、様々な状況を目で見て、お話をお伺いする事は我々設計者に取って、本当の意味での勉強になります。
私としては、我々が考えていた事以上に様々な発見をしながら、住まい手自身がアレンジしながら、豊かに暮らしていただけると何よりもうれしく思います。
浜松の家では、奥様が様々な美術品を所有されていることもあり、オブジェが住宅内の至る所に飾られており、さながらプライベート美術館のようでもありました。これから徐々に植栽工事を進めながら、ゆっくりとアレンジされていくこの住宅を見守って行きたいと思います。その中の一部をご紹介致します。
玄関ポーチに置かれたプランターBOX
玄関ホールに置かれたロートアイアン製のチェアー
エントランスホールに置かれたぬいぐるみさん達
階段下のニッチに置かれたロートアイアン製のオブジェ
階段踊り場に置かれたぬいぐるみさん達2
客用便所の窓際に置かれたオブジェ
和室広縁の飾り棚に置かれたオブジェ
リビングのニッチに置かれたワインボトル達
新規に植えた小さな植栽(柿木とのこと)
我々が目指す建築は、空間のシンプルな構成・緑と風がそよぐ外部と内部の気持ちの良い繋がり・素材の持つしっとりとした落ち着いた雰囲気・住まい手がアレンジするインテリア・様々なキーワードがありますが、それが凝縮された本「美しい住宅をつくる本」がエクスナレッジから新たにA4版で出版されておりますそちらもどうぞよろしくお願いいたします。
(USU)
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