「等々力の家」が先週、無事竣工致しました。
日程の都合上、内覧会は行えませんでしたが、様子を一挙ご報告します。
上棟時の様子はこちらより↓
ファサードのスリットガラスの白い部分は、断熱材をガラスで挟んで柔らかく光が漏れるような構造を試みてみました。
ダイニングからリビングの様子です。半層下がったところにリビング、庭と続きます
天井はタモの練り付け材着色しています。
南側の庭にはビル用のサッシュを用いて木造用サッシュの制限より大きな開口部が可能となりました。
玄関の様子です。吹き抜け上部に吊るされたペンダントは外からも伺えるようになっています。
玄関壁にもタモ練り付け材で仕上げていますが、一部は収納にもなっています。取っ手は設けずに壁面の様な仕上がりです。
玄関とリビングの間にはこの家で一番立派な格子戸を設けています。
無垢材の框の間にガラスを落とし込み、押し縁もなくスッキリです。
枠も3方テーパーを設けるなど細かいところをデザインしてより立派に見せています。
建具上部のルーバーは隠ぺいエアコンのルーバーです。
無垢材の建具のしつらえに負けないように、ルーバー一本一本も長い無垢材を用い、マグネットで脱着できるようにしています。
ルーバーを取った様子です。
階段は「正面からの視線の抜け」と「真横から見た美しさ」の両方から映えるように作ることを意図しました。
ささらは、段板の中央を支持するだけに抑え段裏へのスチールの露出は最小限にしています。
真横から眺めてもシンプルです。
手摺子の落とし口は隠ぺいする事が多いのですが今回は階段の段板等下地が無い場所にもでてくる為、プレートをテーパーエッジ加工するなどディテールを気を遣う事で露出するデザインにしました。
地下にある和室はご家族が楽しむファミリールームです。
エコカラット壁や下がり天井に銀の揉み和紙を貼る等して、崩しながらも和を演出しました。
お施主様には事務所の体制も変わる中でも、色々と力をお借りしながら無事竣工までたどり着けた事、この場をかりまして改めてお礼を申し上げたいと思います。
お引渡しの際、工務店の方もおっしゃっていましが今後の付き合いの方が長くなりますのでこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
担当:又吉健仁
カテゴリ:
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.sugiura-arch.co.jp/cgi-bin/mt5cms/mt-tb.cgi/606
2015年1月
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリ
最近のブログ記事
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (3)
- 2014年11月 (2)
- 2014年10月 (2)
- 2014年9月 (2)
- 2014年8月 (1)
- 2014年7月 (2)
- 2014年6月 (1)
- 2014年5月 (2)
- 2014年4月 (2)
- 2014年2月 (4)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (5)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (2)
- 2013年9月 (2)
- 2013年8月 (2)
- 2013年7月 (1)
- 2013年6月 (2)
- 2013年5月 (4)
- 2013年4月 (5)
- 2013年3月 (5)
- 2013年2月 (2)
- 2013年1月 (2)
- 2012年12月 (2)
- 2012年10月 (2)
- 2012年9月 (3)
- 2012年8月 (1)
- 2012年7月 (2)
- 2012年6月 (1)
- 2012年5月 (3)
- 2012年4月 (13)
- 2012年3月 (11)
- 2012年2月 (5)
- 2012年1月 (5)
- 2011年12月 (2)
- 2011年11月 (6)
- 2011年10月 (3)
- 2011年9月 (10)
- 2011年8月 (11)
- 2011年7月 (8)
- 2011年6月 (14)
- 2011年5月 (9)
- 2011年4月 (8)
- 2011年3月 (11)
- 2011年2月 (6)
- 2011年1月 (2)
- 2010年12月 (4)
- 2010年11月 (5)
- 2010年10月 (3)
- 2010年9月 (3)
- 2010年8月 (2)
- 2010年7月 (1)
- 2010年6月 (4)
- 2010年5月 (6)
- 2010年4月 (2)
- 2010年3月 (6)
- 2010年2月 (2)
- 2010年1月 (7)
- 2009年12月 (7)
- 2009年11月 (2)
- 2009年10月 (3)
- 2009年9月 (3)
- 2009年8月 (4)
- 2009年7月 (1)
- 2009年6月 (1)
- 2009年5月 (2)
- 2009年4月 (3)
- 2009年3月 (4)
- 2009年2月 (3)
- 2009年1月 (2)
- 2008年12月 (3)
- 2008年11月 (7)
- 2008年10月 (1)
- 2008年9月 (1)
- 2008年8月 (7)
- 2008年7月 (7)
- 2008年6月 (3)
- 2008年5月 (3)
- 2008年4月 (3)
- 2008年3月 (7)
- 2008年2月 (3)
- 2008年1月 (1)
- 2007年12月 (3)
- 2007年11月 (3)
- 2007年10月 (8)
- 2007年9月 (1)
- 2007年8月 (4)
- 2007年7月 (7)
- 2007年6月 (5)
- 2007年5月 (2)
- 2007年4月 (7)
- 2007年3月 (2)
- 2007年2月 (6)
- 2007年1月 (1)
- 2006年12月 (5)
- 2006年11月 (5)
- 2006年10月 (4)
- 2006年9月 (1)
- 2006年8月 (3)
- 2006年7月 (5)
- 2006年6月 (5)
- 2006年5月 (5)
- 2006年4月 (4)
- 2006年3月 (7)
- 2006年2月 (5)
- 2006年1月 (3)
- 2005年12月 (4)
- 2005年11月 (4)
- 2005年10月 (2)
- 2005年9月 (5)
- 2005年8月 (2)
- 2005年7月 (7)
- 2005年6月 (4)
- 2005年5月 (2)
- 2005年4月 (6)
- 2005年3月 (3)
- 2005年2月 (4)
- 2005年1月 (3)
- 2004年12月 (3)
- 2004年11月 (5)
- 2004年10月 (4)
- 2004年9月 (4)
コメントする