千葉県の市川市にて計画中の住宅の経過をご紹介します。

以前ブログにて紹介しておりますが、当時は屋根形状を勾配屋根にて
計画しておりました。建物の外観をよりシャープにシンプルかつ大胆な
構成にしましょうと、お施主様との打合を経て検討を続けておりました。

6.jpg屋根をフラットルーフとし、2階の一部を片持構造とすることで、
2階の(平面的に)L型の箱部分が浮いているような表情になりました。
地面から立ち上がっているリブ状の2つの箱の上にキュービックな箱が
軽快に浮いているような外観になることを意図しております。

2.jpg

リブ状の箱の開口部はルーバー材を取り付けて、風・日光を取り入れ
つつ、開口部があると分かり難くすることで、リブ状の箱を一体的な
シンプルな意匠にしたいと思います。

3.jpg

プランは中庭をL型の箱と水廻りのI型の箱と外壁が囲むように配置した
コートハウス型となっております。近隣からの視線が気にならないので、
中庭はのびのびとくつろげるアウトドアリビングと呼べます。

4.jpg
計画敷地は南・西・北と3方向開けておりますので、北側の外観も
シンプルに構成したいと思います。雨樋・縦樋・エアコンのドレン管
などの設備を見せないで納めることも検討しております。

5.jpg

1.jpg
基本設計が終了し、これから実施設計に移ります。
基本設計時に出てきた、様々なアイデアのディテールを実施設計図面
に落とし込んでいく作業がこれから始まります。  (USU)

sugiura-arch (2013年3月22日 14:03) | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sugiura-arch.co.jp/cgi-bin/mt5cms/mt-tb.cgi/566

コメントする

2013年11月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
↑
つぶやく