静岡市にある駿府教会を見てきました。
4年前に西沢大良氏設計で建てられた、小さなキリスト教プロテスタントの教会です。
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線路沿いの角地に、立方体の木の箱が置かれたような佇まいです。
外壁はレッドシダーの割木が張られており、光の当る角度によって表面の凹凸が様々な表情を見せています。
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内部はパイン材の目透かし張りで、天井にいくほど板幅が狭くなり、上部のトップライトからの光が室内に降り注ぐようになっています。
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ローコストで建てるために構造は木造にしたようですが、静けさを求める教会内の音の問題は、壁と天井内部に木造トラスを組んで2重皮膜構造とし、その間で遮音・吸音をおこなう事で解消しているようです。天井を見上げるとトラス越しにトップライトが見えます。
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穏やかな光で満たされた温かみのある教会建築です。
環境条件と限られたコストの中で、設計者の創意工夫が感じられる建物でした。(aki)

sugiura-arch (2012年9月21日 18:48) | コメント(0) | トラックバック(0)

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