主に東欧の珍しいおもちゃを集めたお店で、思いがけずぬいぐるみに目が留まってしまいました。高さ5cmほどの文字通り手乗りサイズのものですが、生き生きとした愛嬌を湛えています。鳥が好きな祖母へのクリスマスプレゼントにする事にしました。

ぬいぐるみをはじめて作ったとされ、テディベアで有名なドイツの「シュタイフ社」の東ドイツ時代のビンテージだそうす。職人の手作業で、1つ1つの表情が違っています。極端なデフォルメや擬人化したキャラクターとせずに愛嬌を込める作り手の姿勢に感じるものがあります。


同じお店で見た、東欧から買い付けたおもちゃの家具だそうです。キッチンセットの高さが20cmくらいです。これも手仕事で良くできており、全ての引出や扉はしっかりと開くようになっています。
女の子ならきっと中におもちゃのアクセサリーなど隠したくなりますね。


周りの人の出産祝いなどで、子供の頃以来おもちゃを真剣に選ぶ機会があり、昔と違って作り手の立場でおもちゃを見るようになってみると、良く考え抜かれているなあと感じる事が多いです。
住宅建築において長く愛される愛嬌のある空間ってどんなものだろうと考える思わぬきっかけでした。

(choina)

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東京都現代美術館で開催中の展覧会に行ってきました。
『建築、アートがつくりだす新しい環境-これからの"感じ"』
環境や都市の問題など、とりまく状況の変化に対して、建築家・アーティストがどのように捉え、どのように空間をつくっていくのか、提案や実際の試みを模型や映像等で見せています。
それらの提案は世界各地の地域性や、技術、多様な思考・手法によって導き出されており、新しい発見や刺激を受けました。
私たちが設計をしている一つ一つの住宅にも、新しい風景をつくりだす要素を持ち合わせていることを意識すること、また周囲への責任を持つべきであることを改めて考えさせられた、良い展示でした。(aki)

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