つい先日彰国社より発売された、雑誌「ディテール」190号で、芸大の先輩である小林和教氏と共同で編集委員を務めた「集合住宅のアプローチ空間」の特集が組まれています。スケールやタイプの壁と超えて、さまざまな集合住宅の事例を集めました。私の事務所で設計した、知粋館も事例の一つとして掲載されていますので、ご覧ください。(sugi)

(以下本書リード文より)
集合住宅と一口に言っても、その性格は様々なバリエーションに富んでいる。小規模なものから大規模なものまで、また賃貸、分譲でもその性格は大きく異なってくる。
ただ、それらを設計する上で共通する重要な要素の一つが、敷地の導入部から目的の各住戸に至るアプローチ空間ではないだろうか。
それは均質性からの脱却であったり、気持ちのよいパブリックスペースをつくるためであったり、あるいは目的地に向かっての意識を高める空間であったりする。そこにはその建物の性格を形つくる様々な設計者の意図が見て取れる。
新しい発見があり、しかも共感を得られる事例をピックアップし、その空間を支えるディテールを集め、検証してみた。

2011年9月22日 14:13 | コメント(0) | トラックバック(0)

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