榛名山の裾野・伊香保温泉に近い「ハラ ミュージアムアーク」を見てきました

品川の、原美術館の別館で磯崎新氏の設計です。

竣工後20年以上経っていますが、古さや劣化はほとんど感じられず、管理の良さがわかります

緑の芝生にチャコールグレーの外壁はそのコントラストが心地よく、青空や夕景が加わると、さらに印象的な外観になることでしょう。

広大で建築条件がない(自由すぎる)敷地内での設計は、建築条件でがんじがらめの市街地での設計と比較して難しい部分も多いのですが、「どこから眺めてもしっとりとした美しさ」をテーマに設計されたのでは?という印象です。また、内外装とも、使用部材の種類を厳選し、必要なものだけの構成 というストイックなコンセプトも感じられます。

のびやかな外観から、かなり大きな美術館を想像したのですが、内部は比較的コンパクトで正直「あれ?これだけ」という感は否めません。内部においても「建築的な驚き」があれば、より印象的な建物になったように思います       (kazu)

2011年8月 6日 14:44 | コメント(0) | トラックバック(0)

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