新しい住まいの設計7月号で「稲田堤の家」が紹介されています。
「一本の樹から始まる物語」という特集です。
既存のヤマザクラの木を残し、それまで塀で囲われていたプライベートグリーンを、街に開放することを意図した住宅です。

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先日、中央区をホームグランドの一つとして活躍されている、野村工芸の三輪祐児さんとお目にかかる機会があり、「勝鬨橋をあげる会」なるものが活動していることを知りました。
http://homepage2.nifty.com/pont/katidoki/index2.htm


推進者の伊藤孝先生の書かれた文章を読むと、「橋の動態保存」「下町活性化のシンボル」といった内容がその目的になっているとの事。
確かに、今更橋が上がったところで、隅田川には佃大橋や中央大橋など新しい橋がその後出来ていて、当初の目的の「船を通す」事には意味をなさなくなっています。
下町の元気を、都市のなかでシンボリックに表現することは、確かにおもしろいし、たとえば東京マラソンのスタートに利用して、上がっていた橋が閉まったら、「ヨーイ、ドン!!!」などというのもテレビ写りもいいでしょうし、一説によると数億円かかるとされる、橋をあげるための費用(主に機械の更新と整備費用とのこと)も、スポンサーが付きそうな気もします。
自分もこどもの頃から見慣れてきた閉じた橋が、この際、「パッとひらく」ところ、見てみたい気がしてきました。
私が所属している、日本建築家協会中央地域会で、現在中央区のマップをつくっていますが、取り上げてみましょうか。
(SUGI)

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